細胞磁気計測による原形質の粘弾性の研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- The viscoelastic model of the cytoplasms surrounding phagosomes based on cytomagnetometric measurements
この論文をさがす
抄録
我々は以前から細胞磁気計測によって、細胞内の運動機構を調べてきたが、最近は原形質の繊維構造に注目し、それらが細胞内の運動、特に食胞などの小器官の運動にどのように関わっているがを調べている。この報告では、食胞の周囲の原形質のモデルとして一次元の粘弾性モデルを用い、従来から我々が行っている緩和の実験や、最近始めた粘弾性を調べるための食胞のTwistingの実験結果を解析した。特に、コルヒシンやサイトカラシンDによって、細胞骨格を作る繊維構造の合成を阻害し、特定の繊維構造が食胞の運動とどう関わっているかを、モデルを用いて調べた。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
-
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 96 (581), 77-84, 1997-03-17
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571135652407216256
-
- NII論文ID
- 110003286884
-
- NII書誌ID
- AN1001320X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles