運動計測による老年期痴呆に関する考察

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  • Consideration of Dementia by Perceptual-motor Coordination

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抄録

本研究では,空間的注意に着目し運動計測を用いて,高齢者の痴呆症伏を初期段階で発見することを目的としている.この報告では,高齢者で計測する前に成人健常者で計測を行った.計測は視覚刺激をターゲットとし,聴覚刺激を組み合わせた3条件によって行った.ターゲットのみの Cndition 1, ターゲットと聴覚刺激が対称角度に与えられる Condition 2, 同角度に与えられる Condition 3のいずれの条件下においても,各個人特有の指示運動の結果が現われた.また,指示のずれにおいて中央付近で偏りが見られた.また,失認においては条件による違いがみられた.

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