FES システムの制御命令源としての舌動作の計測方法の基礎的検討

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  • Basic Study on Measurement of Tongue Motions as a Control Command Source for Functional Electrical Stimulation (FES) System

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抄録

高位頚髄損傷による四肢麻痺患者の使用しているFESシステムの制御命令源は、患者が操作しやすく、かつ、患者の日常生活動作を阻害しないものが望まれる。本報告では、その一手法として、舌動作の利用を提案する。試作システムでは、メンブレンスイッチを格子状に配置し、舌が皮膚を介して最初に押したスイッチを起点として、水平・垂直方向の舌動作を検出することが可能であり、複数の舌動作の組み合わせで、より多くの情報を取得できるものと考えられる。本研究では、試作システムにより、FES制御命令源としての舌動作の計測方法の原県的可能性を確認したもので報告する。

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