ワーキングメモリを伴う音韻的文字照合課題遂行時における事象関連電位

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タイトル別名
  • ERPs during phonological comparison of kana-letters involving working memory

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抄録

本研究では、ワーキングメモリの「操作と保持の並列機能」と「プロセスの構成要素の時間的分離」を考慮した音韻的照合課題において文字を被験者に短時間呈示して脳波計測を行った。照合課題遂行時における情報の受容から視覚認知、変換・関連付け、音韻的操作(黙読)、照合・判断に至る処理プロセスの流れとそれに対応する神経活動部位(頭皮上)との関連を、呈示文字数を変えて計測した反応時間並びに事象関連電位に基づいて検討した。その結果、上述した各段階における処理プロセスと対応すると思われる6つの事象関連電位成分が観測された。更に、これらの結果を基にワーキングメモリの構成要素について検討を行った.

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参考文献 (19)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977244154240
  • NII論文ID
    110003287482
  • NII書誌ID
    AN1001320X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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