書誌事項
- タイトル別名
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- Changes of urine dose in goldfish exposed by magnetic field
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抄録
我々は、これまで金魚を用いてELF (Extremely Low Frequency)帯の磁場が生体に及ぼす影響を検討してきた。その中で、魚類のストレスと密接に関係すると考えられている尿排泄量を指標として観察したところ、50Hz,62mT磁場内に置かれた金魚が20時間以上の連続磁場曝露によって尿量を増加させることを見出した。また、曝露終了時から1週間後の尿量が磁場曝露前の尿量程度に戻っていることから、磁場影響が一過性のものであることを確認した。更に、磁場強度を62mTから5mTまで低下させていき尿量を観察した結果、5mTで尿量増加が見られなくなったことから、尿量変化における磁場影響の閾値が10mTと5mT間に存在するのではないかと考えられた。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 99 (392), 81-86, 1999-10-27
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452221167744
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- NII論文ID
- 110003288288
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles