音響計測による声道断面積推定 : 推定誤差の定量的評価

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タイトル別名
  • Evaluation of an Acoustical Measurement Method for Measuring Vocal Tract Area

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抄録

調音・音響マッピングの精密な記述を得るためには、調音運動の観測はもとより、音響的な特徴量としての声道断面積関数の正確な計測データもまた必要不可欠である。我々は声道断面積関数の計測手段として、Sondhiらにより提案された音響反射波測定法を取り上げ、様々な音響計測実験を行いその有効性を検討した。断面積推定の対象として、せばめの位置及び断面積に関して様々なバリエーションをもつ音響管を用い、音響管の形状、入射波の特性、及び伝搬損失が断面積推定誤差に及ほす影響について定量的に評価した。また音響計測の精度及び一貫性を十分確保するため、非線形最小二乗法により入射波を最適化する手法を提案し、その有効性を検討した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602293450496
  • NII論文ID
    110003295979
  • NII書誌ID
    AN10013221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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