ニュース音声認識における言語モデルの検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Performance evaluation of language models for broadcast news speech recognition
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抄録
ニュース音声は読み上げ音声に比べ音声認識が困難な題材であるが、高齢者・聴覚障害者のための字幕付与サービスなどへの応用が期待されている。今年になって、NHKニュース放送音声のデータベースが構築され、これを対象とした音声認識タスクが研究されている。大語彙音声認識には精度の良い言語モデルが不可欠であるが、本研究では、(1)付属語連鎖・複合名詞を連語として登録し一単語として扱う連語モデル、(2)名詞語彙をタスクに合わせて入れ換える名詞フラットモデル、(3)品詞に基づいて語彙を分類した品詞クラスモデル、という3種類のN-gram言語モデルを作成した。その結果、(1)についてはパープレキシティの改善が見られた。これらの言語モデルをニュース音声認識に適用した結果について報告する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
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電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 97 (442), 21-27, 1997-12-12
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177362520832
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- NII論文ID
- 110003296045
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- NII書誌ID
- AN10013221
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles