音声スペクトルの変形と手術理論

書誌事項

タイトル別名
  • Deformation of speech-spectrum and surgery theory

この論文をさがす

抄録

音声認識や低ビット音声符号化の不特定話者化に不可欠な話者適応化法と音声モルフィングとの関連について、スペクトルの変形の観点から述べる。特にVFSの基本操作が「局所操作と大域構造との整合性問題」を含んでいる点に注目し、両者の整合のつけかたを基本問題とした。そして個人(または楽器)としての「音のある種の統一感」の保持を、図形のトポロジカルな(位相的)不変量として捉えて論じる。具体的には、基本的枠組として位相的場の理論を足場として、多様体とその上のモース関数を介した場合を取りあげ、局所と大域とを具体的に結び付ける手順の例を示す。また高次元ポアンカレ予想の解決を例に、大域的不変量としての代数的構造と局所操作の関係を概観する。最後に音声スペクトルでの構成例を示す。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (42)*注記

もっと見る

詳細情報

  • CRID
    1571135652339574016
  • NII論文ID
    110003296544
  • NII書誌ID
    AN10013221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ