日本人の乳児における非母国語音声の弁別能力に関する発達的変化 アメリカ英語におけるrとlおよびwとyに関して
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- 対馬輝昭
- ボストン大学
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- 滝澤 修
- 郵政省通信総合研究所関西支所
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- 佐々木 緑
- 神戸市外国語大学
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- 白木 智士
- 神戸市外国語大学
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- 西 香苗
- 神戸市外国語大学
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- 河野 守夫
- 神戸市外国語大学
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- Menyuk Daula
- ボストン大学
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- Best Catherine
- Wesleyan University
書誌事項
- タイトル別名
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- Developmental changes in perceptual discrimination of non-native speech contrasts by Japanese infants : On discrimination of American English/r,l/and /w,y/
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抄録
生後4ケ月以下の乳児は、母国語にない音声対立も含めて、いままでに試されたほとんどの音声対立を知覚弁別できるという研究が既に行われている。従って母国語習得の過程で、母国語にない音声対立の弁別能力が低下する過程を経ることになる。我々は、これまでなされていないapproximantsの弁別能力の発達的変化に着目し、日本語の音声体系に存在しない音声対立である, r/と/l/、および音韻対立をなす音声対立である/w/と/y/について、"Conditioned eye fixation paradigm"という手法を用いて、生後6カ月から12カ月の日本人乳幼児を対象に実験を行った。その結果、/r/と/l/については弁別能力の低下が10-12ケ月頃起きるのに対し、/w/と/y/についてはそのような低下が起きなかった。このことから、approximantsに関する非母国語音声対立の弁別能力の低下が破裂音に関する結果と一致すること、および非母国語音声対立の弁別能力の低下には音韻的要因が重要な役割を果たしていること、などが示唆された。
収録刊行物
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- 電子情報通信技術報告
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電子情報通信技術報告 1-8, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502199716096
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- NII論文ID
- 110003297127
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- NII書誌ID
- AN10013221
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles