物理モデルによるモーフィングにおける音色知覚

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タイトル別名
  • On the Timbre Perception of Sound Morphing using a Physical Model

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抄録

本研究では、コンピュータ音楽およびマルチメディアコンテンツ創作支援技術として、音色の自由な制御方式を提案することを目的とする。この一環として、これまで物理モデルによる音色モーフィングを検討してきた。ここでモーフィングとは、二つの異なる音色の間を知覚的に「連続的に」「補間する」よう音合成することを指す。前回、一次元の弦を打撃、撥きにより励起する音合成モデルを用い、音色モーフィングの一手法を提案した。今回、この手法により合成された補間音を用い、音色類似性に関する評価試験を行った。その結果、比較的近い二音色について、パラメータの線形補間によりモーフィングの二条件を満たす結果が得られた。また、多次元尺度構成法による布置の図より求められるモーフィングについての評価尺度を提案した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877082981248
  • NII論文ID
    110003298331
  • NII書誌ID
    AN10013221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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