概念モデルを用いた線画からの形状入力
書誌事項
- タイトル別名
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- 3D Modeling Using Conceptual-Model and a Line Drawing
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抄録
本稿では, 一枚の線画と概念モデルから立体形状を入力する手法を提案する. 概念モデルは, 線画では表現することが難しい論理的な情報を集約したもので, 六面体, 円筒形等の要素形状に, 面対称, 軸対称等の形状特徴, 接触, 平行, 直交等の要素間の関係を与えることで抽象的な形状を記述する. 提案手法の有効性を示すためのシステムを作成し, コンピュータ・マウスの形状入力実験を行った. 対話的に線画と概念モデルを対応づけることで, 簡単に立体形状を生成できた. 線画を変えることで形状の様々なバリエーションを容易に入力できることも示された. 提案手法は形状デザインの初期段階での計算機利用にきわめて有効であると考えられる.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解
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電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解 95 (583), 115-122, 1996-03-14
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652339494784
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- NII論文ID
- 110003299618
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- NII書誌ID
- AN10013232
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles