自動車の信頼性問題について

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抄録

1.自動車の信頼性評価 <評価指標> コンシューマ・リポーツ各年4月号 J.D.パワー社のCSインデックス 米国NHTSA, 日本運輸省届け出リコール ヨーロッパ各国の車検点検実績データ <自動車関連リコールの話題> ・1966年米国, 1969年日本においてリコール制度が設けられて以降, 届け出は継続して続いている. ・最近では1996年日産自動車の大規模リコール, 1997年富士重工業の"欠陥車隠し"が話題となった. ・リコール届け出内容を見ていると, "その時代"を感じ取ることが出来る. 2.信頼性から見た自動車の歩み <自動車の信頼性年表> *別紙参照 ・主要な出来事 〔信頼性との結びつき〕 i.モータリゼーション 数量の拡大, 使用者のアマチュア化 走行環境の整備, 拡大 ii.輸出拡大 使用, 環境条件の拡大 iii.欠陥車騒動 ゼロ・ディフェクト要求 生産者責任 iv.排ガス対策 新技術, 新製品の信頼性保証 環境問題とのトレードオフ v.石油ショック 資源, エネルギー問題とのトレードオフ vi.需要の多様化 女性, 若年層, 高令層需要の拡大 車型, 機能選択の多様化 vii.市場の国際化 開発期間短縮, コストダウン要求 海外生産の拡大

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127420862848
  • NII論文ID
    110003301812
  • NII書誌ID
    AN10013243
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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