書誌事項
- タイトル別名
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- Packet Radio Networks with a Multibeam Adaptive Array Using Multiple PN Codes
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抄録
従来, マルチビームアダプティブアレーを用いたスロットアロハ方式は, 到着時間差によるPN符号のずれを用いてパケットの分離検出を行なっていた. 本報告では, 従来方式にさらに各ユーザーが複数のPN符号からランダムに選択することによって, 分離検出することを提案する. 計算機シミュレーションによりスループット特性の評価を行なった結果, 同一時刻の同一PN符号によるパケットの衝突はあるものの, 最大到着時間差を低減しても高いスループットが得られることがわかった. このため, プリアンプル長の増加を抑えることによる伝送効率の改善や, 遅延プロファイルのピーク検出分解能の低下によるスループット劣化の回避が図られる.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
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電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 97 (193), 103-108, 1997-07-24
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127421166720
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- NII論文ID
- 110003304639
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- NII書誌ID
- AN10060822
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles