移動体衛星通信用円偏波パッチアレーアンテナのビーム切替特性

• 辻 剛史

  千葉大学大学院自然科学研究科

• 松沢 晋一郎

  千葉大学大学院自然科学研究科

• 伊藤 公一

  千葉大学工学部電気電子工学科

書誌事項

タイトル別名

• Beam-Switching of Circularly Polarized Patch Array Antenna for Satellite Mobile Communication

抄録

近年、衛星通信の発展はめざましく、船舶や自動車といった移動体で用いられる衛星通信においても、すでにいくつかのシステムの実用化が始まっている。一般的に衛星からの電波は地上波に比べて微弱であるため、移動局アンテナはある程度高い利得を持つことが要求される。このためアンテナのビーム幅は狭くなるので常に衛星の方向にビームを向けるための衛星追尾機能が必要となる。本報告では静止衛星による移動体衛星通信用アンテナとして、より小型、薄型かつ簡易な車載局アンテナの実現を目標として、円偏波パッチアレーアンテナを用いてビーム切替型アンテナを構成し、その給電回路を含めた検討を行った。

収録刊行物

• 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム

  電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 97 (549), 31-38, 1998-02-20

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• 移動体衛星通信
• ビーム切替
• パッチアンテナ
• IC
• スイッチング回路

詳細情報

• CRID: 1573668927232910976
• NII論文ID: 110003304852
• NII書誌ID: AN10060822
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles