3素子アダプティブアレーを用いたSDMA方式の呼損率特性

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タイトル別名
  • Blocking Rate Performance of SDMA with a 3-element Adaptive Array

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抄録

近年、チャネルの利用効率を向上させるため、SDMA(Space Division Multiple Access)という手法が提案されている。本報告では3素子のアダプティブアレーをSDMAに適用した場合について検討する。チャネル割り当て可否の判断には、空間相関を用いることとする。3ユーザが存在するとき、信号が特定の方向から入射するものと仮定すると、各信号の平均SNRが20dB以上であり空間相関値が全て0.89以下であれば、同一セル内で同一チャネルを割り当てることが可能となる。このしきい値のもとで、計算機シミュレーションによって呼損率特性を検討した結果、呼損率の著しい改善効果が明らかとなった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602395928832
  • NII論文ID
    110003304861
  • NII書誌ID
    AN10060822
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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