アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定を組み合わせたパスダイバーシチ効果を持つ干渉キャンセラ

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タイトル別名
  • Interference Canceller Providing Path Diversity Gain Combining Adaptive Array Antennas and Maximum-Likelihood Sequence Estimation

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抄録

アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器を組み合わせた低C/Iでもパスダイバーシチ効果を持つ干渉キャンセラを提案する. 本キャンセラはトレーニング信号とトレーニング期間のデータサンプリングタイミングに工夫を加ることにより, 所望波と一定遅延時間以内に到来するISI(Inter-Symbol Interference)を同時に取り込み, 最ゆう推定を用いて等化する事によりパスダイバーシチ利得を取得する. ISIとCCI(Co-Channel Interference)が混在する準静的なレイリーフェージング伝搬路における本キャンセラの平均BER特性を計算機シミュレーションにより明らかにした. その結果, 干渉波を良好に除去していること, 低C/Iでも優れたパスダイバーシチ効果が得られることが明らかになった.

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977280514560
  • NII論文ID
    110003304994
  • NII書誌ID
    AN10060822
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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