GEOTAIL搭載電界観測アンテナの実効長の評価

• 井町 智彦

  金沢大学 工学部 電気・情報工学科

• 長野 勇

  金沢大学 工学部 電気・情報工学科

• 八木谷 聡

  金沢大学 工学部 電気・情報工学科

• 筒井 稔

  京都産業大学 計算機科学研究所

• 松本 紘

  京都大学 超高層電波研究センター

書誌事項

タイトル別名

• Effective Length of electric antennas onboard GEOTAIL spacecraft

抄録

GEOTAIL衛星には、電解センサとして片側50mのダイポールアンテナ2組が搭載されている。このアンテナを用いて電界観測を行なう際、アンテナの端子電圧から電界値を求めるためには、アンテナの実効長が分かっている必要がある。従来はこれを全長の2分の1の50mと仮定して扱って来たが、今回、自然波動(Chorus emissions)を用いる手法で実際の実効長を推定した結果、2分の1よりも長くなることが分かった。本報告では、実効長の計算手法とその結果について述べる。

収録刊行物

• 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム

  電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 98 (360), 61-66, 1998-10-24

  一般社団法人電子情報通信学会

キーワード

• GEOTAIL衛星
• ダイポールアンテナ
• 実効長
• 屈折率
• コーラスエミッション

詳細情報

• CRID: 1572824502303263232
• NII論文ID: 110003305192
• NII書誌ID: AN10060822
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles