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Abstract
ディジタル移動体通信機器に実装される帯域フィルタは,広帯域にわたりスプリアス応答の少ない特性であることが要求されている.本論文においては,MICあるいは,MMICにも適用可能なコプレーナ線路共振器を用いた,スプリアス応答の少ない帯域フィルタ(CPW-BPF)を提案し,その特性について検討している.本論文で用いたスプリアス応答の抑圧は,次の方法で達成している.まず,コプレーナ線路共振器形フィルタを実現し,次にその共振器長を中心周波数の20分の1波長以下に短縮する.次に,その短縮した共振器に集中定数容量を並列に付加して,所望の通過域特性を保持するよう調整する.この短縮されたCPW共振器は,通過帯域中心周波数付近において,近似的には"L"と見なすことができるので,これに並列容量を付加することにより,"LC"共振器として動作する.従ってこの共振周波数を基準とするスプリアス応答は,抑圧されることになる.この方法で試作したコプレーナ線路共振器3段形帯域フィルタは,通過帯域中心周波数1.0GHz,帯域幅100MHzで,7.5GHzまでのスプリアス応答を-40dB,12.0GHzまでを-30dB抑圧することができた.
Journal
- The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers [List of Volumes]
-
The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers J76-C-1(11), 488-494, 1993-11-25 [Table of Contents]
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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