多孔質Siを用いたSi系光デバイス

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タイトル別名
  • Si optical devices using porous Si

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抄録

結晶Siは間接バンドギャップ半導体のため、発光効率が低く、そのため光デバイス分野では主に化合物半導体が用いられている。しかし、結晶Siは、材料及びデバイスの成熟度において、化合物半導体を凌いでおり、そのため結晶Siを用いた光デバイスの実現は、コスト、機能、信頼性等から強く望まれている。 このような中、L,T,Canhamは結晶Siを弗酸溶液中で陽極化成して作製した多孔質Siが室温で強い可視発光(ホトルミネッセンス)を示すことを見いだした。我々は、この多孔質Siの発光機構について検討を行ってきたが、今回Siによる光演算素子の第一歩として、多孔質Siを用いたLED及び光論理ゲートを作製したので報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227482668160
  • NII論文ID
    110003338833
  • NII書誌ID
    AN10398476
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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