吸収境界にPMLを適用した分散FD-TD法アルゴリズム

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タイトル別名
  • Distributed Implementation of the FD-TD method with Perfectly Matched Layer Absorbing Boundary Condition

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抄録

分散FD-TD法は、必要となるメモリを複数の計算機に分散させ、計算機間通信を用いることで、大きな電磁界問題を解析可能にするFD-TD法である。筆者らは、これまで3階精度One-way wave equationsを拡張した吸収境界条件および、Murの2階精度の吸収境界条件を用いたアルゴリズムを報告してきた。しかし、分散FD-TD法にこれら以外の吸収境界を適用することも可能であり、解析する際には計算結果の精度の観点から、より高精度なものを用いるほうが望ましい。そこで、本報告では吸収境界に、より高精度であるPerfectly Matched Layer(PML)を適用した分散FD-TD法のアルゴリズムを報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127358935680
  • NII論文ID
    110003340477
  • NII書誌ID
    AN10489017
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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