自己相似的トラヒックのモデルとしてのカオス写像

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タイトル別名
  • Chaotic map as a model for self-similar traffic

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抄録

最近行われた高速ネットワークにおけるパケット測定では, トラヒックに1)バースト性, 2)長期依存性(Joseph効果), 3)分散の発散(Noah効果), 4)二次の自己相似性等が認められる旨が報告されている。これらの性質は伝統的なトラヒックモデルが示す統計的性質とは著しく異なる。一方, これらの統計的性質を力学的過程に求めてみると, 間欠カオス過程が, これらの性質を持つ可能性がある。そこで以下では, 間欠カオスの典型的なタイプ(タイプI, III)について, 上記の性質を表現し得るかどうかを検討し, 単一サーバーにおけるトラヒックの問題に応用する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702429454720
  • NII論文ID
    110003341339
  • NII書誌ID
    AN10489017
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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