複数衛星で同時観測されたオーロラヒスの伝搬方向解析と波源推定

• 笠原禎也

  京都大学工学部

• 木村 磐根

  大阪工業大学情報科学部

• Stasiewicz K.

  スウェーデン宇宙物理研究所

書誌事項

タイトル別名

• Wave Normal Direction and Source Region of Auroral Hiss Derived from Conjunction Observation

抄録

極域の代表的なVLF波動現象であるオーロラヒスは, 多くの研究がなされているものの, いまだ明らかでない部分が多い. 我々は科学衛星「あけぼの」搭載のVLF波動観測装置を用い, その到来方向, 波源の位置, 分布等を解析してきた. オーロラヒスは, あけぼの衛星に限らず, Freja衛星など, 他の科学衛星でも数多く観測されており, これらの衛星が, 異なる高度で, 同一地球磁力線上で同時観測を行なった例から, 波動の伝搬ベクトル方向, およびレイトレイシング法による, 波源の緯度・経度・高度の3次元的な分布推定を試みた.

収録刊行物

• 電子情報通信学会ソサイエティ大会, 1997

  電子情報通信学会ソサイエティ大会, 1997 13-, 1997

  一般社団法人電子情報通信学会

詳細情報

• CRID: 1571135652381660416
• NII論文ID: 110003341558
• NII書誌ID: AN10489017
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles