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Bibliographic Information
- Other Title
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- 455. 8 施設におけるウィナースペクトル (W.S) 測定 (第 2 報)(画像理論-8 ノイズ)
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Abstract
今回の8施設間のWS測定結果には大きなばらつきがみられ、WS測定そのものの有用性が問われるような結果として受け取られるかもしれない。しかし、各施設の測定結果を比較検討することで、ばらつきの原因をほぼ明らかにすることができた。要因としては、1)MDMの電気的周波数特性の問題 2)MDMのスリット・サイズ(幅、長さとも)の設定精度の問題の2つに代表され、前者については本学会ウイナースペクトル測定班の報告にあるようにMDMのアンプ系の回路乗数により数値的に補正を行ない、後者においてはスリット幅についてはサンプリング・ピッチとスリット幅の関係より、またスリット長についてはその方向への移動量と濃度値の関係を特殊なチャートを用い求めることでスリット・サイズ設定確度の確認が可能である。また各施設に共通することとしてMDMの精度管理の問題が上げられる。本来MDMに限らず測定器は定期的な点検、調整および校正が不可欠であるが、各施設とも購入後はそれらを行なっていないのが現状であり、このようなMDMの保守状態の不備が施設間のばらつきを生じさせる原因といえる。RMS粒状度、MTF、NEQ (u) 等の測定においてもMDMの精度不良は測定結果に影響をおよぼす事になるので、各施設とも使用しているMDMの現時点での精度を確認し、測定結果への影響の有無を把握すべきであろう。
Journal
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- Japanese Journal of Radiological Technology
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Japanese Journal of Radiological Technology 47 (8), 1486-, 1991
Japanese Society of Radiological Technology
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206378857856
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- NII Article ID
- 110003465288
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- ISSN
- 18814883
- 03694305
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed