フラクタル画像符号化における高精度IFSパラメータの決定 : 探索時間の削減に関する考察(映像メディアおよび一般 : インターネット, デジタル放送, マルチメディア, 三次元画像, 視覚と画質評価, ITS等)

書誌事項

タイトル別名
  • A Determination Method for IPS Parameters in Fractal Image Coding : Reduction in Computational Costs
  • フラクタル画像符号化における高精度IFSパラメータの決定--探索時間の削減に関する考察
  • フラクタル ガゾウ フゴウカ ニ オケル コウセイド IFS パラメータ ノ ケッテイ タンサク ジカン ノ サクゲン ニ カンスル コウサツ

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抄録

フラクタル画像符号化において,原画像との誤差が最小となる再生画像を生成する最適なIFSパラメータを決定することは,多大な計算量を要することから困難とされている.よって,多くの手法では,原画像と再生画像との誤差ではなく,原画像とコラージュとの誤差を最小化することによって,比較的良好なIFSパラメータを短時間で決定している.しかしながら,このようにして決定されるIFSパラメータが最適なIFSパラメータであるとは限らず,必ずしも高品質な再生画像が得られない.そこで,この間題を解決するために,本来評価すべき再生画像と原画像との誤差を,遺伝的アルゴリズムと焼きなまし法を用いて最小化し,最適なIFSパラメータを決定する新たな手法が提案されている.本文では,この手法の処理時間の短縮を目指し,より短い時間で最適なIFSパラメータを決定する手法を提案する.

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