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- 大坊 郁夫
- 北星学園大学文学部心理学科研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- Psychology of Intimacy and function of communication
抄録
対人コミュニケーションの過程はメディア、個人属性、対人関係、状況など多くの要因からなる。社会的行動の中心的な要因であり、多くの機能を担っている。それは、情報伝達、相互作用調整、親密さの表出、社会的統制の行使、サービス・作業目標の促進などである。これまでのように、チャネルの用いられ方だけでなくその機能を把握していく必要がある。コミュニケーションは対人的な親密さを反映する。その親密さは発言や視線の直接性を高め、しかもそれは、親密さを意味すると解読される。しかし、親密さが結合段階に達すると、さらには増大せず、減退することにも見られるように、コミュニケーションの機能は関係の段階に応じて変化するものでもある。
収録刊行物
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- テレビジョン学会技術報告
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テレビジョン学会技術報告 17 (73), 33-40, 1993
一般社団法人 映像情報メディア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204522570880
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- NII論文ID
- 110003678822
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- ISSN
- 24330914
- 03864227
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可