判別分析法を利用したぼけ画像の復元

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  • Restoration of Blurred Image Using Otu's Method

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抄録

本論文では, ぼけがガウス分布状の点広がり関数で表現されるぼけ画像の復元問題を取り扱う.通常, ぼけ画像はぼけの程度が不明なため, 何か特別な条件設定がなければ, 原画像を推定することは困難である.そこで, 本論文では原画像を2値画像と限定し, 画像の2値画像度を評価する関数を導入する.この評価関数は濃淡画像の2値化手法である判別分析法を利用して定義する.そして, この関数を利用して, ぼけ度を推定することで原画像の復元を可能とする.計算機シミュレーションの結果, 原画像が唯一の極大値を取ることが示された.そして, この評価関数を用いれば, ぼけた2値画像の復元が可能であることが確認できた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204523840384
  • NII論文ID
    110003690228
  • NII書誌ID
    AN1059086X
  • DOI
    10.11485/itetr.22.63.0_23
  • ISSN
    24241970
    13426893
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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