2-14 事例に見る仕様学のスキームと意義

• 西橋 幹俊

書誌事項

タイトル別名

• A scheme and meanings of Specificationology

抄録

著書出版もプロジェクトの一種である. 本稿では, 最近出版された二つの著作の成立過程に着目し, それらが仕様学のあるスキームの適用例とみなされることを示しつつ, それらの対比の中で, プロジェクトマネジメントの知識体系や諸科学分野の知識体系とは独立な仕様学の意義を浮き彫りにする. また, このスキームがきわめて一般的でありながら, 現実的にかなり有効なツールとなりうるであろうことを示すと同時に, ある種「素朴な」疑問・設問がプロジェクトの達成に対して持つ現代的意義について考察する. また, ここで用いた例に登場する三者の役割を考察した上で, 将来の価値連鎖社会を垣間見る.

収録刊行物

• プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集

  プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 156-161, 2001

  プロジェクトマネジメント学会

キーワード

• 仕様学
• プロジェクトマネジメント
• 素人の復権
• 価値連鎖社会

詳細情報

• CRID: 1390282680618306176
• NII論文ID: 110003745142
• DOI: 10.14914/spm.2001.spring.0_156
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可