書誌事項
- タイトル別名
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- Lumbar CSF Pressure Monitoring for External Spinal Cord Decompression
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抄録
頚髄圧迫病変に対し,頭蓋脊髄腔の圧容積関係と髄液循環動態を指標とした手術体位の調節や術中モニターを実施し,減圧効果の判定を試みた.19例(男:女=15:4,平均年齢60歳)を検索対象とした.これらの症例に対し,9例に前方脊髄減圧術を,10例には後方奮髄減圧術を施行し,術前,術中,術後に圧波形の振幅,圧緩衝能,ならびに髄液流出抵抗値を測定した.全例において,減圧術後に髄液圧波の振幅と圧緩衝能の有意な増加,ならびに髄液流出抵抗値の減少を認めた.Myelopathyに対する脊髄外減圧術の効果判定に腰部髄液圧モニターが有用であった.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 2 (3), 226-231, 1993
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204409651584
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- NII論文ID
- 110003812448
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可