異なる臨床病態を呈したmixed pineal parenchymal tumorの2例 : Mixed pineal parenchymal tumorの2亜型に関して
書誌事項
- タイトル別名
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- Two Different Mixed Pineal Parenchymal Tumor
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抄録
mixed/transitional pineal parenchymal tumor(PPT)の組織分類のうち,mixed,transitional両者の相違についての報告は少ない.症例1では初診時からすでに著明な髄液播種を伴っており,大量化学療法,部分摘出術を施行したが20カ目で死亡,組織所見はpineocytomaとpineoblastomaがモザイク状に混在していた.症例2では腫瘍は松果体部に限局しており,手術+放射線療法にて著効が得られた.組織所見は腫瘍細胞目体が両者の中間的性格を呈したtransi-tional typeであった.新WHO脳腫瘍分類ではmixed/transitional PPTを,(1)腫瘍細胞自体の性格が両者の中間的な場合と,(2)組織構築上両者が混在している場合の2つを含む可能性があると定義しているが,自験例からは両者は異なる臨床的悪性度を呈する可能性があり,検討が必要と考えられた.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 5 (4), 301-307, 1996
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204408168320
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- NII論文ID
- 110003812858
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可