書誌事項
- タイトル別名
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- Contrast Echocardiographic Placement of a Cardiac Tube in a Ventriculoatrial Shunt : Technical Note
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抄録
術中,コントラスト心エコー法を用いることにより,脳室心房短絡術における心房側チューブを簡便で正確に右心房内に留置する方法を報告した.経皮的内頸静脈穿刺法によりpeel-away introducerを頸部内頸静脈に留置し,エコーガイド下に心房側チューブを挿入,チューブ先端が右心房内に到達したところで,用手撹拌で作製した微小気泡を含む生理食塩水を心房側チューブから急速に注入し,右心房内でチューブ先端から流出するコントラストエコーを捉えて,先端の位置を確認した.単にエコーガイド下に心房側チューブを探査した場合,捉えられる情報がチューブの先端を示すとは限らないので, 1970年代から右心系の超音波診断に用いられてきた安全なコントラスト心エコー法を使用し,正確なチューブ先端の位置を確認することができた.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 6 (11), 791-793, 1997
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204409733504
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- NII論文ID
- 110003812966
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可