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- 須田 俊宏
- 弘前大学医学部第3内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent Findings on the Regulatory Mechanism of ACTH (<Special Issue>Pituitary)
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抄録
CRFは1型CRF受容体を介し,VPはV_<1b&vt;受容体を介して下垂体ACTH分泌を刺激する.CRFは同時にACTH合成を促進する.CRF受容体はCRFによりdown-regulateされるが,クッシング病下垂体腺腫では逆にup-regulateされる.この腺腫細胞はDDAVPに対してもACTH分泌反応を示すようになる.このテストはクツシング病のスクリーニングに有用と思われる.ACTHの前駆体であるproopiomelanocortin遺伝子の転写活性因子,下垂体組織特異的発現調節因子なども明らかにされつつある.今後,ACTH合成分泌の自律性の機構が明らかになれば,遺伝子治療の導入も夢ではないと思われる.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 6 (3), 174-179, 1997
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204408661504
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- NII論文ID
- 110003813012
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可