書誌事項
- タイトル別名
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- Deterioration of Neurological Function after Preoperative Embolization for a Thoracic Hemangioblastome : A Case Report
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抄録
血管芽腫に対する塞栓術は文献上その有用性が示されているが, 合併症の報告はない.われわれは塞栓術後急速に神経症状が増悪した胸髄血管芽腫の1例を経験した.臨床・画像所見から胸髄血管芽腫と診断された31歳の男性に対し, 術中出血を少なくする目的で術前に塞栓術を施行した.PVAを用いて塞栓し腫瘍濃染像は完全に消失したが, 約1時間後に両下肢の完全麻痺, 第5胸髄レベル以下の全知覚脱失が出現した.CT, MRIでは明らかな異常を認めなかった.緊急で椎弓切除・硬膜形成術を施行し, 直後より神経症状の改善傾向がみられた.後の腫瘍摘出術の際, 腫瘍内に陳旧性の血腫が認められた.脊髄血管芽腫に塞栓術を行うと腫瘍内出血し, 症状増悪の可能性がある.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 7 (4), 262-266, 1998
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204408344448
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- NII論文ID
- 110003813227
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可