書誌事項
- タイトル別名
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- An Unruptured Internal Carotid-Posterior Communicating Artery Aneurysm presenting with Oculomotor Nerve Palsy in a Patient with Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease : A Case Report
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抄録
動眼神経麻挿にて発症した未破裂内頸動脈後交通動脈(IC-PC)動脈瘤と,常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)の合併例を報告した.症例は57歳の男性で,複視と左眼瞼下垂にて発症した.左動眼神経は不完全麻輝であった.発症より1週間後,開頭によるclipping術を施行したが,dome puncture は行わなかった.術後の動眼神経麻輝の回復は,散瞳,眼瞼下垂,内直筋,下直筋,下斜筋,上直筋の順に1週間で完全に回復した.神経麻舞回復に最も重要な因子は,麻挿の発生から手術までの期間であり,腎機能障害が軽度であれば,この組み合わせで発見されても,可及的早期の手術がなされるべきである.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 12 (9), 627-631, 2003
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679383644032
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- NII論文ID
- 110003813713
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可