脳動静脈奇形に対するradiosurgeryの適応とpitfall

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タイトル別名
  • Radiosurgery for Cerebral Arteriovenous Malformations : Indications and Pitfalls

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抄録

Radiosurgeryの絶対適応は, eloquent areaの小型AVMである.最大径が大きくても細長いものでは血管撮影の前後像と側面像を参照して体積を概算し, 体積が10cm^3程度であれば適応になりうる.Radiosurgery後の出血リスクは閉塞までも半分程度に低下することから, 出血を繰り返し他の治療の適応がないものは, 多少大きくても治療適応となりうる.その際は, 治療体積が10cm^3以下で20Gy照射することが望ましい, Non-eloquentの小型AVMには原則として摘出術が第1選択であるが, 閉塞後にもわずかに出血のリスクが残ることを考慮しても, 55歳以上ではradiosurgeryは正当化される.

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