東北・中日本のシュルツェマダニおよび野鼠から分離されたライム病ボレリア

書誌事項

タイトル別名
  • Lyme Borrelia from Ixodes persulcatus and small rodents from northern to central parts of mainland Japan
  • Lyme Borrelia from Ixodes persulcatus a

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抄録

1992年から1995年まで, 東北から中国・四国までの範囲で採集したシュルツェマダニおよび野鼠の多数からボレリアの分離作業を進めてきたが, 福井, 福島および青森県のそれぞれ山岳地帯(海抜800m以上)でシュルツェマダニ媒介性ボレリア種を計23株得ていた。今回は, これら株の遺伝種としての同定を試みた結果, 大半がよく知られたライム病起因種のBorrelia gariniiあるいはB. afzeliiであることが示された。

収録刊行物

  • 衛生動物

    衛生動物 47 (2), 183-185, 1996

    日本衛生動物学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (15)*注記

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