ペレニアルライグラス流通品種における種子中のエンドファイト感染率及びアルカロイド含有率

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タイトル別名
  • Endophyte Infection Rate and Alkaloid Concentrations in Seeds of Commercial Cultivars of Perennial Ryegrass
  • ペレニアルライグラス流通品種における種子中のエンドファイト感染率及びびアルカロイド含有率
  • ペレニアルライグラス リュウツウ ヒンシュ ニ オケル シュシ チュウ ノ エンドファイト カンセンリツ オヨビビ アルカロイド ガンユウリツ

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抄録

品種特性としての家畜中毒の危険性を把握するため, ペレニアルライグラスの28の流通品種について, 種子中のエンドファイト感染率, ergovalineとlolitrem Bの両含有率を調査した。エンドファイト感染率で0-96%, ergovalineとlolitrem Bの含有率ではそれぞれ0.0-2.80 ppm,0.0-6.45 ppmの大きな品種間差がみられた。エンドファイト感染率では, 20%以下の低感染率品種群と60%以上の高感染率品種群に大きく分かれ, 低感染率品種群ではいずれのアルカロイドも検出されなかった。高感染率品種群はすべて芝生用品種で占められ, ergovalineとlolitrem Bの両含有率もともに高い値を示した。飼料用品種はすべて感染率が0%で, アルカロイドも検出されなかった。

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