暖地型牧草ファジービーン(Macroptilium lathyroides)サイレージへの加熱処理が窒素の第一胃内および下部消化管での分解に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of Heat Treatment of Tropical Legume Phasey Bean (Macroptilium lathyroides) Silages on Degradability and Utilization of Nitrogen in the Rumen and Post-ruminal Digestive Tracts
  • ダンチガタ ボクソウ ファジービーン Macroptilium lathyroides サイレージ エ ノ カネツ ショリ ガ チッソ ノ ダイ1イ ナイ オヨビ カブ ショウカカン デ ノ ブンカイ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

暖地型牧草のファジービーン(Pb)およびギニアグラスサイレージ(Gp)への熱付加(20,40,60,80℃の3日間)が,それらの窒素分解に及ぼす影響をルーメンフィステル装着の乾乳牛を用いナイロンバック法により,下部消化管での分解はペプシン・パンクレアチン処理により検討した。1.Gpの有効窒素分解率は,Pbより高かった。これらの値は,両種とも加熱処理温度の上昇に伴い減少した。2.一部のADF中の窒素は今試験で処理した高い温度でも,第一胃以降の下部消化管で分解された。3.加熱処理により,下部消化管における分解可能な窒素割合は減少し,全消化管における非分解窒素の割合は増加した。

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