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- 鈴木 信宏
- 東京理科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- THE STRUCTURE OF THE WATER IMAGE AND THE DESIGN OF WATER SPACES : Part 2
- 水のイメージの構造と水空間の演出手法-2-構造と演出
- ミズ ノ イメージ ノ コウゾウ ト ミズ クウカン ノ エンシュツ シュホウ
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抄録
水のイメージの構造的特質は, 次のように要約できる : 〔1〕水のイメージの形成要因としての物理的要素は, 指向要素と演出要素の2つに分けて考えることができ;〔2〕指向要素の差によって, 水のイメージの構造は, 水特徴型・広域型・物体型, 及び空間型, なる4つの基本的な構造型に大別することができる。〔3〕また, 演出要素は, 知覚の条件となる働き(a, 出発刺激, b.通路, c.閾上刺激), 見易さ獲得の働き(a.方向, b.視角量), 目立たせる働き(a.対比, b.障害刺激減, c.感覚操作), 及び連想させる働き(a.対極連想, b.同質連想), なる4つの働きをもって, 指向要素の明確な知覚の契機となる。〔4〕なお, 水のイメージの形成要因としてとらえた物理的要素はすべて, 空間を設計し, 操作するという立場からとらえた環境と, そこへの物の在らしめ方, ないしは物の知覚のさせ方に関する特徴である。
収録刊行物
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- 日本建築学会論文報告集
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日本建築学会論文報告集 296 (0), 137-144, 1980
一般社団法人 日本建築学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205537926656
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- NII論文ID
- 110003881721
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- NII書誌ID
- AN0018882X
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- ISSN
- 24330027
- 03871185
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- NDL書誌ID
- 2148295
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可