水田多年生雑草ミズガヤツリ・ウリカワの発生消長,葉数の推移と気温との関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Temperature on Emergence and Growth Perennial Weeds, Cyperus serotinus Rottb. and Sagittaria pygmaea Miq. in Paddy Field
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抄録
ミズガヤツリおよびウリカワの塊茎を4月10日,4月25日,5月10日,5月25日および6月15日の5時期に,代かき直後に置床し,発生消長および生育経過を温度との関連で検討した。1)ミズガヤツリは,代かき時期の平均気温が10〜15℃の場合には日平均気温の積算値が約50℃で出芽始期,約75℃で盛期,約100℃で揃期となるが・平均気温が15℃以上では代かき時期の早晩にかかわらず,積算値はほぼ一定で,約42℃で始期,約65℃で盛期,約85℃で揃期となり,日平均気温の積算値から出芽時期を推定することができる。2)ウリカワは代かき時期が早いほど出芽は緩慢で,代かき後の日平均気温の積算値,あるいは有効温度の積算値から,出芽時期を推定することができなかった。3)出芽後の生育は,ミズガヤツリ,ウリカワとも代かき時期が5月10日以前のものでは緩慢で,代かき時期が早いほど生育の停滞期間が長かった。4)代かき後一定の葉期に達するまでの所要日数とその期間の平均気温との間に,ミズガヤツリでは2葉期以上で14〜25℃,ウリカワでは16〜24℃の範囲内において直線的な関係が認められ,代かき時期の早晩による出葉速度の変動を推定する手掛りを得た。5)ミズガヤツリ,ウリカワの発生消長,生育経過から,田植え後処理用除草剤の処理時期について論議した。
収録刊行物
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- 雑草研究
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雑草研究 20 (4), 160-165, 1975-12-25
日本雑草学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602362889472
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- NII論文ID
- 110003931238
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- NII書誌ID
- AN00097258
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- ISSN
- 0372798X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles