ポアソンの変数の母平均の検定を正規分布近似検定で行なうときの近似度に関する研究

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タイトル別名
  • A Study on the Relationship of the Normal Approximation Test to the Poisson Test

抄録

ポアソン分布の母平均に関する検定(H_0 : λ=λ_0)を正規分布近似検定で行なう場合, その統計量に用いられる連続修正(Yatesの補正)は片側検定に関するかぎり必ずしも適切でないように思われる.これはポアソン分布が非対称な分布であることに由来する.本報ではポアソン分布と正規分布の間で3次モーメントまで一致させることにより, 正規分布近似検定を採用したときの第一種の過誤率a'と設定過誤率aの関係がa'≦aをちょうど満足する補正量を提案した.この補正量を用いることにより, 直接確率計算と正規分布近似検定はほぼ同一検定結果を得ることができ, 従来の正規分布近似検定への適用条件λ_0≧5も不必要となる.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 25 (3), 220-226, 1974-12-31

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713029173632
  • NII論文ID
    110003932163
  • DOI
    10.11221/jimapre.25.3_220
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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