総滞留時間の期待値・分散最小化スケジューリングにおける対話型選好スケジュール選択システム

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  • An Interactive System for Selecting a Preferred Schedule to Minimize Both the Expected Value and the Variance of Total Flow Time
  • ソウ タイリュウ ジカン ノ キタイチ ブンサン サイショウカ スケジューリン

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抄録

加工時間が確率変動し, 総滞留時間の期待値と分散を最小化する2目的スケジューリングに対し, 非劣スケジュール集合を求めるヒューリスティック解法は提案されているが, その中から選好スケジュールを選択する方法は未だ提案されていない.ところが, 目的関数である期待値と分散(標準偏差)の加重和はパーセント点の概念につながり, この観点から目的関数ベクトルを評価すれば, 各非劣スケジュールの確率的な意味を評価しやすくなる.そこで, 本研究では, この2目的スケジューリング問題に関連した「総滞留時間上側100α%点最小化スケジュール」, 「混合型非劣スケジュール集合」「上側確率混合型非劣スケジュール集合」という新たな概念を構築し, これを用いて非劣スケジュール集合の中から選好スケジュールを選択する対話型システムを開発する.

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