書誌事項
- タイトル別名
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- The Change in the Postural Control for Reaching Task by Repetition of the Same Task
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抄録
本研究の目的は,健常成人において同一課題を反復させることにより生じる姿勢と運動の協調性の変化を知ることである。対象は健常成人11名とした。同一課題を10回反復させたときの初回と最終試行間での変化を比較した。課題動作として前方へのリーチ動作を行わせ,前方へ最大にリーチさせたときの,重心動揺面積,下肢筋の筋活動(大殿筋,半膜様筋,腓腹筋,前脛骨筋)とリーチに伴う重心移動距離,身体部位(手,肩,股,膝関節)の移動距離を測定した。初回の試行と最終試行における変化として,重心動揺面積が減少し,重心移動距離が増加した。初回試行ではリーチ姿勢をとることにより測定したすべての筋で筋活動増加を認めたのに対して,最終試行では半膜様筋,腓腹筋のみとなった。また股関節の位置は初回試行でリーチ方向と反対方向への移動を示したのに対して,最終試行ではその移動距離を減少させた。今回の結果は,同一課題の反復により姿勢制御ストラテジーを変更させ,姿勢の安定性や筋活動の効率を高められる可能性があることが示唆された。
収録刊行物
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- 理学療法学
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理学療法学 30 (1), 1-7, 2003-02-20
日本理学療法士学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763047742720
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- NII論文ID
- 110003993134
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- NII書誌ID
- AN10146032
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- ISSN
- 2189602X
- 02893770
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可