書誌事項
- タイトル別名
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- Safety Integrity Levels of Seasonally-Operated Multi-Layer Safety-Related Systems
- ウンヨウ ジョウキョウ ガ キセツ ニ イゾン スル タジュウ アンゼン カンレンケイ ノ アンゼンド スイジュン
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抄録
IEC 61508(JIS C 0508)規格は,安全度水準(SIL)すなわち,機能安全(リスク軽減能力)が明確な安全関連系(SRS)の運用を要求している.規格では,安全関連系がシーズンによって運用状況が異なる場合において,どのようにSILを決定するか明確でない.そこで,本論文は,典型的な低複雑度SRSであるが,多重SRSを構成している電熱器の温度調節器,温度過昇防止器,温度ヒューズを例として,その故障,作動要求および危険事象頻度との関係を研究している.a-FTAを用いた近似的な解析とシーズンを考慮した詳細な解析結果を比較し,危険事象頻度の推定において近似的な方法では最大15[%]程度の誤差が生ずることを明らかにしている.このようにして,全体システムのリスク評価とSRSのSILの決定とをどのように結びつけるかを示している.
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 26 (6), 585-597, 2004
日本信頼性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679430251136
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- NII論文ID
- 110003994618
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 7089633
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可