ブラゼルトン新生児行動評価による新生児期の発達評価と療育

書誌事項

タイトル別名
  • Early Assessment and Habilitation for Infants using Brazelton Neonatal Behavioral Assessment Scale (B-NBAS)
  • ブラゼルトン新生児行動評価による新生児期の発達評価と療育 : 臨床活用のコントロールとして
  • ―臨床活用のコントロールとして―

この論文をさがす

抄録

Brazelton新生児行動評価(B-NBAS)の臨床活用のコントロールを得る目的で,正常発達を遂げた成熟児とAFDを対象に,B-NBASのスコア(クラスター値)とその経時的変化を調査した。また,AFDで脳性麻痺の経過をたどった1症例も加え,検討した。<br>その結果,B-NBASは新生児期の行動能力を理解するうえで有用な評価方法であるとともに,クラスター値やその経時的変化から,新生児の環境とのかかわりを通して新生児期の発達過程を把握することが可能であると思われた。また,発達障害児の早期評価と療育を行ううえでも有用な評価方法であると思われた。

収録刊行物

  • 理学療法学

    理学療法学 18 (4), 421-427, 1991-07-10

    日本理学療法士学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ