発想支援グループウェアにおけるフェイスマークと操作権との関連
書誌事項
- タイトル別名
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- Relation between Face-mark and Access Control on an Idea Generation Support Groupware
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抄録
共同作業を行うためのテキストベースコミュニケーションにおいて,より円滑にコミュニケーションを図れないかと考え,チャットなどで用いることが多いフェイスマークに注目した.アイディアを文字で書いたり結論を文章で書くなど文字(テキスト)と相性が良いと考えられるKJ法を支援する発想支援グループウェア(分散協調型KJ法支援システム郡元)を実験対象とし,フェイスマークのメニューを実装し,評価実験を行った.その結果,お願いすることを表すフェイスマーク(m(_)m)が用いられた雑談が多数あり,その内容の約70%が操作権の授受に関する会話であった.また,操作権を委譲する機能を付けたところ,操作権の受け渡しにかかる時間がそれがない場合と比べて短縮された.
収録刊行物
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- 情処研報
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情処研報 99 (69), 43-48, 1999
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543026876013568
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- NII論文ID
- 110004029326
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- NII書誌ID
- AN10357661
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles