医用画像と可視化技術 : ミクロの決死圏プロジェクト
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- 千原 國宏
- 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Medical Imaging and Visualization : "FANTASTIC VOYAGE" Project
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抄録
細菌との戦いを抗生物質の発見によって克服した後, 医用機器は病気の早期発見と診断精度向上への道を開拓してきた.特に, X線・MRI・超音波・RIなど医用画像診断機器の急激な発展は, 20世紀最大の発明であるコンピュータや情報処理技術の進歩なくしては考えられない.本講演では, 計測技術と情報技術を融合した体内情報の可視化を中心に展開している「ミクロの決死圏」プロジェクトを概観する.まず, 血を見ないで血を観る超音波血流速可視化技術を回顧し, つぎに, 「なんでも」伝える情報キャリアとしてのインターネットと結びついたテレエコー技術, さらに, 「いつでも」「どこでも」「だれでも」をキーワードとするユビキタス超音波技術を紹介する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像
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電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 105 (579), 129-130, 2006-01-20
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950401771907840
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- NII論文ID
- 110004079717
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- NII書誌ID
- AA11370335
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles