実測及びシミュレーションによるタイ住居におけるパッシブクーリング効果の検討

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タイトル別名
  • EVALUATION OF PASSIVE COOLING DESIGNS IN THAI RESIDENCES BY MEASUREMENT AND SIMULATION

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抄録

本論文は、既存の各代表的なタイ住居におけるパッシブクーリング手法を導入して、SMASHによるシミュレーションを行い室内温度低減効果によって室内温熱環境の改善や快適さを見計らうことを目的とする。以前の研究調査の異なった様式・構造のタイ住居を対象にし、現地での実測気象データを用いてSMASH用気象データに変換した後、各タイ住居の建物データと持ち合わせてSMASHによる計算で自然室温の再現を検証した。代表的な住居を選定し、排熱効果、日射遮蔽、夜間冷気および通風の採涼利用など、各パッシブクーリング手法をSMASHによって室温低減効果及びタイ人の快適効果を検討した。他のシミュレーションとの比較や今回至らなかった省エネルギー効果について今後検討したい。

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