Tracheobronchopathia osteochondroplastica の 4 症例

• 林 清二

  国立療養所近畿中央病院内科

• 荒井 六郎

  国立療養所近畿中央病院内科

• 久保田 馨

  国立療養所近畿中央病院内科

• 児玉 長久

  国立療養所近畿中央病院内科

• 鶴田 正司

  国立療養所近畿中央病院内科

• 河原 正明

  国立療養所近畿中央病院内科

• 清田 俟子

  国立療養所近畿中央病院内科

• 古瀬 清行

  国立療養所近畿中央病院内科

• 小西池 穣一

  国立療養所近畿中央病院内科

• 山本 暁

  国立療養所近畿中央病院病理

書誌事項

タイトル別名

• Four Cases of Tracheobronchopathia Osteochondroplastica

抄録

Tracheobronchopathia osteochondroplasticaは稀な疾患とされていたが, 近年気管支ファイバースコープの普及とともに報告症例数が増加してきている。我々の施設において, 過去10年間に6, 600例の気管支鏡検査が施行され, 4例(0.05%)の本症が確認されている。症例1は, 62歳の男性で, 主訴は咳嗽, 症例2は, 47歳の男性で, 主訴は喀血, 症例3は, 81歳の女性で, 主訴は咳嗽, 喀痰, 症例4は, 30歳の男性で, 主訴は喀血であった。いずれの症例も, 気管支鏡検査により本症が発見され, 本症に特微的な肉眼所見を呈していた。症例3を除く3例は, 組織学的に本症との確診を得た。

収録刊行物

• 気管支学

  気管支学 8 (4), 636-641, 1986

  特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

キーワード

• tracheobronchopathia osteochondroplastica
• bronchofiberscopy

詳細情報

• CRID: 1390282679717030656
• NII論文ID: 110004087554
• DOI: 10.18907/jjsre.8.4_636
• ISSN: 21860149
• ISSN: 02872137
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1988005793
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可