「医療保険療養病床」と「介護療養型医療施設」における看護業務実態 : 施設機能と看護業務の関係

抄録

介護保険が施行され3年が経過し、2003年には療養病床と介護療養型医療施設の区分が明確になった。そこで、医療保険適用療養病床と介護療養型医療施設の実態調査を行い、施設機能の違いによる看護業務の相違点を明確にした。研究方法は医療保険適用療養病床と介護療養型医療施設の機能を有する神奈川県下3市3施設の10病棟にアンケート調査を行った。その結果、医療型は自立または未要介護認定者が59.8%と最も多く、介護療養型よりも多くの複雑な医療処置患者を受け入れていた。看護・介護職の業務内容に関して看護職は、ほとんどの業務に対して60%以上携わっており、介護職も「吸引・吸入」「軟膏塗布」などの処置を一部担っていた。介護療養型では、要介護5が59.8%を占め、痴呆症状を呈している患者はそのうち97%を占めていた。医療処置患者の受け入れ状況では、人工呼吸器装着患者や透析患者は皆無であった。看護職は、診察・処置・医学知識を必要とする項目は全て行っていたが、身の回りの世話に関する業務は一切行っておらず、介護職との明確な業務区分ができていた。また、双方とも質の向上のために積極的に教育研修が行われ、看護職が教育指導を担っていた。

収録刊行物

東海大学医療技術短期大学総合看護研究施設論文集   [巻号一覧]

東海大学医療技術短期大学総合看護研究施設論文集 13, 44-54, 2004-07-30  [この号の目次]

東海大学医療技術短期大学

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各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    110004302129
  • NII書誌ID(NCID) :
    AA11977987
  • 本文言語コード :
    JPN
  • 雑誌種別 :
    大学紀要
  • NDL 記事登録ID :
    7049312
  • NDL 雑誌分類 :
    ZS47(科学技術--医学--治療医学・看護学・漢方医学)
  • NDL 請求記号 :
    Z74-D180
  • 収録DB :
    NDL  NII-ELS