写真投影法による箕面国定公園利用者の風景認識に関する研究

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タイトル別名
  • Scenic Perception of Visitors at Minoo Quasi National Park by Way of Projective Method by Photograph
  • シャシン トウエイホウ ニ ヨル ミノオ コクテイ コウエン リヨウシャ ノ

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抄録

森林レクリエ-ション地域に対する一般利用者の風景認識を明らかにするために, 箕面国定公園を対象地とし, 65グル-プの被験者による写真投影法を用いた調査を行った。まず地点毎の撮影グループ数を地図上に重ねて, イメージマップに相当する図を作成し, 利用者の行動パタ-ンをとらえた。次に, 撮影頻度を示す指標を用いたクラスタ-分析によって, 被験者が撮影した対象を5つに区分した。そして, これらがA: 地域のランドマ-クとなる風景群, B: 背景的な存在である森林景観の中から, 「図」として認識されやすい風景群, C: やや認識される度合いが低く「地」に近い風景群, D: 各人固有の見方による風景群に整理されることが示された。

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参考文献 (11)*注記

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